
多田建設の技術
推進工事の多田建設
推進工事は、道路や鉄道、河川の下など、地上を大きく掘り返さずに地下に管を通す工事です。下水道や水道管、ガス管、通信ケーブルなど、暮らしに欠かせないインフラを安全かつ効率的に整備するために使われています。
多田建設は、1976年に県北で初めて推進工事を受注し、1980年には小口径推進に特化した「オーケーモール工法」を自社開発しました。現在は最新のHDD工法やカーブ施工可能な「たけのこモール」を導入するなど、「推進の多田建設」として確かな技術で県内トップクラスの実績を誇っています。小口径の長距離推進や中大口径の推進施工はもとより、推進位置や工法の選定、立坑構築まで含めた推進工法全体の計画において、経済的かつ最適な設計ノウハウを提供しております。

年度別 推進及び管更生工法の施工実績
		2024年時点
推進工事の種類
methods
| 工法 分類  | 
						推進方式分類 | 掘進方式 | 工法名 | 
|---|---|---|---|
| 小口径推進工法 | 鋼製鞘管方式 | 
							
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| 鋼製鞘管方式 | 
							
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| HDD簡易 推進工法  | 
						
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多田建設の舗装工事の歩み
history
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1976~1980
1976~1980年代
推進工事のはじまり
福島市五月町の刃口推進を栄進土木・多田建設共同企業体として施工したのが推進工事の第一歩となりました。1979年、県中流域下水道φ2400mm泥水工法で施工したのが機械推進の始まりで、その頃の推進は技術的にかなり難しく礫対応のため、後続台車に多くの設備を設置しての推進でした。

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1980年、オーケーモールの前身ガイドウォーム工法を開発
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当時は約13の推進工法あったが、測量修正できたのは少数だった
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初期の頃は鋼管推進後、B型HPと置き換えする工法も施工した
 
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- 1976年
 - 福島市五月町の刃口推進を施工
 
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- 1979年
 - 県中流域下水道φ2400mm泥水工法で施工
 
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- 1980年
 - オーケーモール推進機TH150D 1号機
 

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- 1981年
 - オーケーモール協会発足
 - 1984年
 - 多田邦雄氏オーケーモール協会会長に就任
 

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- 1986年
 - 日本下水道管渠推進技術協会に入会
 - 1986年
 - 県北流域下水道φ1500mm泥水機
 

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- 1988年
 - 福島駅前にて下水道展を開く 1号機
 

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1990~
1990年代
ニーズに応えてさらなる進化を
1990年代には小口径泥水式推進工法を導入し、長距離推進にも対応。オーケーモール工法では、ヒューム管の拡孔置換にも取り組みました。その後も1992年の塩ビライナー、1995年のベビーモールなど多様な工法を導入しました。1996年には岩盤推進に対応するドリルモールシステムの初代会長を当社社長が務め、もっとも難しいとされている岩盤推進も可能となりました。

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- 1990~
 
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オーケーモール拡孔機開発実証実験
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アンクルモールシステム導入
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荒川工場で安全祈願を行った関係者
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栃木県藤岡町φ1000mmカーブ推進
 
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- 2001年
 - HDD推進機 テラジェット工法導入
 

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- 2002年
 - パイプルーフ工法施工 福島市渡利
 

- φ400mmパイプルーフ架台設備状況
 

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- 2006年
 - 県北流域 毘沙門工区φ1650mm
 

- 100Km達成記念祝賀会 飯坂温泉
 

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- 2009年
 - 仙台港岸壁 オーケーモールミニモール工法
 

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2010~2020
2010~2020年代
非開削のその先へ
2010年代に入ってからは、非開削での多様な地中施工ニーズに応えるべく、オーケーモールやエースモール、アイアンモールといった各種推進工法を駆使し、施工実績を全国へと広げました。HDD工法やテラジェット工法など、曲線掘進が可能な技術も積極的に導入し、都市部や交差点下などの複雑なルートにも対応。老朽管の更新を目的とした改築推進工法にも注力し、既設インフラの再構築にも技術で貢献しています。

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- 2011年
 - 郡山市-荒井橋 スピーダー及びHDDφ75mm
アーバンノーディッグ工法 

- 佐野市(軌道推進)オーケーモール工法φ800mm
掘進機TH-200搬入状況 

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- 2015年
 - 伊達市-流域下水 エースモール工法 φ600mm
掘進機荷下状況 

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- 2016年
 - 伊達市-いわき市-イオンモール 泥水式推進工法 φ800mm
掘進機荷下状況 

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- 2018年
 - 南相馬市 泥濃推進ハイブリッド工法 φ1200mm
発進立坑設備状況 

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- 2021年
 - 伊達市-ガス テラジェット工法 φ200mm
鋼管 位置探査(ロケータ) 

- 郡山市 オーケーモールミニモール工法 φ350mm
先導体到達状況 

 
推進工事の施工実績
works


						
































