多田建設の技術

スピンバック工法

スピンバック洗浄機は、15MPaの圧力による高圧噴射を毎分1000回転前後で回転させるため、本体内部でサイクロンジェット噴射を可能にし、表面から 2cmの離隔で全周360度方向より洗浄するため、通常の高圧洗浄に比べ洗浄効果がかなり高まります。

また、洗浄水は、3方向から吸引することにより効率よく排水し、周辺に飛散させることはありません。この吸引システムの採用により、目地やクラックに入り込んだ放射性物質も排出され、除染効果をさらに高めることができます。

一日の施工能力は平面除染で500m2、道路部の舗装面除染は300m2行うことができます。また、壁面除染等のミニターボでも200m2の施工を可能としています。

平面除染状況

    ミニターボ除染状況

    ミニターボを使用することにより壁面の除染も施工する事が出来ます。

      排水処理状況

      排水処理については、吸引車からの濁水を攪拌タンクに移送し凝集剤により分離させ、フィルターを使用してフロッグを取り除いて排水します。
      排水基準値については、現在0~10Bq/Kg程度で排水可能な処理プラントとしております。強力吸引車内に残った土砂等は、その場でフレコンパック、麻袋等に保管します。
      大規模な洗浄除染には、沈殿タンク等を用いたプラント設備とし、汚染度のフレコンパックへの詰込は小型バックホーを使用いたします。

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        管内調査業務

        老朽化や損傷のある管路を正確に把握するために、
        専用のカメラ車と高圧洗浄車を自社で保有し、管内の調査を行っています。

        カメラ車

          高圧洗浄車